ギャルゲー日和 (タユタマ ゆみなルート編)

 「やべぇ!これマジでやべぇ!本気と書いてマジでやべぇ!俺の中でゆみなの株が急上昇だわ。もうこいつがメインヒロインでいいんじゃね?ましろ?そんなウザい女のことなんか知らねえわ!」

 そう思ってしまうほどのゆみなルート完結です。前回のアメリルートでは、アメリの成長物語と称しましたが、正直、ゆみなルートの方がよっぽど成長物語でした。鳳凰から翼をもらい、泉戸家という場所へいつでも帰れるようになってからのゆみなの積極的な姿がゲーム登場当初と比べると成長したといえるでしょう。美冬も「以前は自分から話すことはしなかった」と言うほどの成長ぶり。エンディングでの妊娠エンドはまあ、置いておくとして、ましろら三強は葦原町を裕里とゆみなに任せ、タユタイの事件を解決するため、全国行脚へ、アメリは進学、三九朗はバンドと、誰一人不幸になっていないエンディングでした。こちらの方がタユタマのメインエンディングに相応しいのではと思ってしまいます。アニメでもゆみなルートでやってくれればよかったのに…では、キャラ別感想に移ります。

【ゆみな】
 裕里と二人でみんなが帰る場所を作り、守っていく。その夢がかなったみたいです。前述したとおり、最初はギャグキャラとした思っていなかった彼女が、ここまで成長するとは思いませんでした。ゆみなにとって大切な場所で守っていきたい場所は裕里がいる泉戸家。自分にとって、そこまで大切だと思う場所は正直ありません。自分にも恋人の一人でもできれば変わっていくのかなと思う今日この頃です。

ましろ
 はい。相変わらずのウザさが爆発していました。共存だのなんだのと言っておいて、応龍の言うとおり、自分の意思を一方的に押し付ける女でした。ましろルート終盤では、泣かされた女だったのに、ゆみなルートを終了した今となっては、もうどうでもよくなりました。はい、終了。

アメリ
 自分の気持ちを確かめるために裕里に黙って中学の進学先を別にした彼女ですが、ゆみなるーとでは完全に裏目に出てしまいました。アメリルートでは、大学に進学したアメリはタユタイの存在を世間に浸透させようと本を出版させることが夢となっていましたが、ゆみなルートでは大学進学後、どんな生活を送ったのか気になります。そこまで明かされることはありませんが、まあ楽しくやっていたことでしょう。

【美冬】
 ましろルート、アメリルートとほぼ絡みは同様の為、今回は特別な感想はありません。次回は美冬ルートなので、鵺を交えた裕里との絡み、家庭の問題を超えてどう裕里と結ばれるのか楽しみにしています。

 以上、キャラ別感想でした。タユタマも残すところ美冬ルートのみ。一番楽しみにしていたルートなのに、なんだか進めるのがもったいないような気もします。けど、そんなことを言っていたらいつまでも積みゲーが終わらないので、惜しみつつも進めます。タユタマはこの他にもまだファンディスクがあるので、まだまだ楽しみが残ってますが、それでもゲームを終わらすことは何か思うところがあります。今日のギャルゲー日和は終了します。最後に、タユタマアニメOPを流して終了します。ことOPの歌結構好きなんです。ではまた次回をお楽しみに。