ギャルゲー日和(真剣で私に恋しなさいS)

 前回のギャルゲー日和から一ヶ月。一本ギャルゲーを終了させました。今回のギャルゲー日和は、「真剣で私に恋しなさいS」。無印マジ恋のファンディスクとして発売されました。新規キャラクター、又、既存キャラの立ち絵も登場し、無印版と同様、豪華声優陣で構成されたゲームです。っていうかこれだけの声優陣をそろえることが出来るコネ(金)があるとこがすごい。

 内容は、無印版ヒロイン5人のアフターストーリーに加え、新規攻略キャラ9人(サブキャラ含む)のストーリーとなります。それぞれこういう未来があったかもしれないっと銘打って、どれからでも攻略することが出来ます(一部条件有)。ゲーム中にはOPだけでなく、所々アニメーションが展開され、個人的には驚きました。多分、事前情報を与えずにアニメーションの部分だけを人に見せれば誰もギャルゲーだとは気付かないと思います。こいつ!ヌルヌル動くぞっ!

 各ストーリーは攻略キャラが多いせいなのか、あくまでファンディスクなのか、結構短いです。新規ヒロインでの一押しキャラは何と言っても紋様!母親に拒絶されながらも、諦めずに認めてもらおうとする姿勢、器の大きさには感服しました。こんな人の下で働きたいな(決してロリコンじゃないんだからね!)。逆にこれはどうよと思ったのは燕。燕ルートでは百代との決闘で平蜘蛛なる武器を使いますが、それ完全に機械です。武道大会なんだから機械を使っちゃダメだろと無粋な突っ込みをしてしまいました。そして、最も注目するポイントは小雪ルートで発生する、京極先輩と清楚ちゃんのハイパーイケメンタイム!ただでさえ立ち絵もイケメンで声優もグリーンリバーを起用したこのキャラにあんなこと言われた日には男でも惚れてしまいます。

 総合的な感想として、ファンディスクとして買うならありです。値段の方はちょっと考え物です。ストーリーは相変わらずパロディが随所にあり(特にジョジョネタ)、笑いあり、熱くさせることありのストーリーです。残念なのは助平シーン。とにかくくどい。主人公の直江大和(性格最悪、軍師(笑))がそういうキャラであることを差し引いても、酷いくどさ。助平シーンではとにかく早く終われよと思いながらクリック連打してました。

 さて、次回のギャルゲー日和は「辻堂さんの純愛ロード」でお送りします。みなとそふとの姉妹ブランドである、みなとカーニバルから発売されたゲーム第一弾です。テーマはヒロイン全員不良娘。あらすじを読む限りの印象では、主人公はヒロインである不良娘に、映画版ジャイアン現象によって惚れてしまうという、割とよくありがちな展開で始まるようです。では、次回のギャルゲー日和をまた宜しくお願いします。

真剣で私に恋しなさい!S 通常版

真剣で私に恋しなさい!S 通常版